※本ブログの記事はPRを含みます。

LINEやメールの返信を見た瞬間、

「あれ?なんかいつもと違わへん?」

と感じることがあります。

別に怒っているとは書いていない。

返信が来なかったわけでもない。

ただ、いつもより少し素っ気ない。

それだけなんです。

でも、そこから気になってしまう。

いつもなら「了解です!」なのに、今日は「了解です。」だった。

普段ならもう少し柔らかいのに、なぜか今日は妙に丁寧。

いつもなら会話が続くのに、今日は用件だけで終わった。

こういう「普段との差」が、すごく気になる。

私の場合、絵文字があるかないか、句読点がどうか、といった単純な話ではありません。

その人が普段どんな文章を送ってくるか。

そこから少しズレただけで、気づいてしまいます。

そして、気づいたら終わりではありません。

「なんで今日はこんな感じなんやろ?」

「直前に自分が送った文章、何か気に障った?」

「失礼な表現が入ってなかった?」

と、今度は自分が送った文章を見直し始めます。

これが、結構しんどいんですよね。

返信が「遅い」より、「いつもと違う」方が気になる

HSPとLINEやメールの話では、よく「返信が来なくて不安」「既読スルーが気になる」という話があります。

もちろん、それも分かります。

私自身、既読や返信がいつもより遅ければ、

「何か気に障る表現を送ったかな?」

と見直すことがあります。

でも、それ以上に引っかかりやすいのが、返信そのものの変化です。

たとえば、普段から返信が短い人から「了解」と来ても、そんなに気になりません。

その人はいつもそうだからです。

でも、普段は、

「了解です!ありがとうございます!」

みたいな人から突然、

「承知しました。」

とだけ返ってきたら。

めちゃくちゃ気になります。

むしろ、丁寧になっているのに。

文章として失礼でも何でもないのに。

「なんで急にそんな他人行儀になった?」

と考えてしまう。

気になるのは文章そのものではなく、「その人の普段との差」。

私の場合、ここがかなり大きいです。

妙に丁寧な返信も、逆に怖い

素っ気ない返信だけではありません。

必要以上に丁寧な文章も気になります。

これは自分自身にも心当たりがあるからです。

私は、腹が立っている相手に対して、逆に必要以上に丁寧な言葉を使うことがあります。

感情的な文章を送るのではなく、

「承知いたしました。ご連絡ありがとうございます。」

みたいに、あえて距離のある文章にする。

だから相手から突然、いつもより妙に丁寧な文章が届くと、

「もしかして、この人も今そういう状態?」

と考えてしまうわけです。

もちろん、本当のところは分かりません。

単に忙しかっただけかもしれない。

仕事中だったのかもしれない。

文章を打った時の気分が違っただけかもしれない。

でも、自分がそういう使い方をするからこそ、相手の文章にも同じ意味を探してしまいます。

そして始まる「自分の送信履歴チェック」

返信に違和感を覚えると、次にやることがあります。

自分が直前に送った文章を見直す。

これです。

・この言い方、上から目線に見えなかった?
・この一文、余計だった?
・何か失礼な表現があった?
・相手の意図を勘違いした?
・名前に「様」を付け忘れてない?
・返信するタイミングが悪かった?

返信を見る。

違和感に気づく。

自分の文章を見直す。

原因候補を探す。

見つからない。

もう一度考える。

気づけば、たった数行のメッセージにかなりの思考量を使っています。

「返信が素っ気ない=嫌われた」ではない

ここで、一番やってはいけないと思っていることがあります。

それが、

違和感に気づいた瞬間、その理由まで確定させること。

たとえば、

実際に起きたこと
今日は、いつもより返信が短かった。

頭の中で作った理由
自分の直前の発言に腹を立てている。

これは別物です。

返信が短かったことには気づいた。

これは事実かもしれません。

でも、なぜ短かったのかは分からない。

忙しかっただけかもしれないし、移動中だったのかもしれない。

別件で機嫌が悪かったのかもしれない。

単純に「今日は短く返した」だけかもしれない。

それなのに、

「たぶん自分が悪い」

まで一気に進んでしまうと、かなり疲れます。

文字だけのやり取りは、余白が多すぎる

対面なら、相手の表情があります。

声があります。

話すスピードがあります。

冗談なのか、本気なのかも何となく分かります。

でもLINEやメールには、基本的に文字しかありません。

つまり、分からない部分が多い。

そして私のように、分からないことがあると色々な可能性を考えてしまうタイプにとって、この「余白」が結構厄介です。

文章が短い。

なぜ?

いつもより丁寧。

なぜ?

返信が遅い。

なぜ?

答えが書かれていないから、自分の頭で埋めようとしてしまう。

文字が少ないほど、逆に頭の中で作る情報が増える。

そんなこともあると思っています。

返信が気になった時は「差分」と「理由」を分ける

では、どうすればいいのか。

私ならまず、気づいた変化と、その理由を分けます。

① 何がいつもと違ったのか

まずは変化だけを見る。

  • いつもより返信が短かった
  • いつもより丁寧だった
  • 普段なら続く会話が終わった
  • いつもより返信が遅かった

ここまでは比較的、事実に近い部分です。

② その理由は本当に分かっているのか

次に、理由。

ここで、

「自分に怒っている」

「嫌われた」

「失礼な文章を送った」

と考えていたとしても、それはまだ候補の一つです。

③ 自分以外の理由も考える

どうせ色々な可能性を考えるなら、自分が原因のケースだけではなく、他の可能性も同じように並べます。

  • 忙しい
  • 疲れている
  • 仕事中だった
  • 別のことを考えていた
  • ただ短く返しただけ

これだけでも、

「自分が悪いに違いない」

から、

「何か違うのは確か。でも理由はまだ分からない」

くらいには戻せます。

違和感に気づく力は残す。

でも、その違和感から作ったストーリーを「事実」にしない。

この切り分けが大事だと思っています。

一方で、自分が送る文章にも気を使いすぎる

ここまで相手からの返信について書いてきましたが、逆方向もあります。

自分が返信する時も、言葉を選びすぎる。

私の場合、メールを書く時に、

「この文言は失礼かな?」

「これだと相手が気を悪くする?」

と考えることがあります。

送信した後も、

「名前に様を付け忘れてなかったっけ?」

と不安になって確認することがあります。

つまり、相手の文章から細かなニュアンスを拾うからこそ、

「相手も自分の文章から同じくらい細かく何かを感じ取るのでは?」

と考えてしまうのかもしれません。

その結果、たった一通のメールにも必要以上に時間を使ってしまう。

これも便利な時と、面倒な時があります。

でも、この感度は仕事ではかなり役に立つ

私は、この「文章のトーンに気づく力」そのものを無くしたいとは思っていません。

仕事では、むしろ役立つことがあるからです。

たとえば、ずっと順調にやり取りしていた顧客の返信が、急に短くなった。

質問への回答も必要最低限になった。

普段より少し硬い文章になった。

そこで、

「何か温度感が変わったかも」

と気づける。

これは、顧客との関係変化を早めに察知するセンサーとして使えます。

短所として出ている時
返信がいつもと違う

自分が悪かった?

送信履歴を何度も見直す

不安になる

武器として使えている時
返信がいつもと違う

何か温度変化があるかもしれない

原因は決めつけず、次の対応を少し丁寧にする

スタート地点は同じです。

「いつもと違う」に気づくこと。

違うのは、その後に自分を責めるのか、情報として扱うのか。

そこだけです。

「深読みするな」だけでは、もったいない

返信を気にしすぎている時に、

「深読みしすぎ」

「考えすぎ」

と言われることがあります。

確かに、その通りな時もあります。

私自身、考えすぎていると思うことは多いです。

ただ、私は深読みする能力そのものを全部捨てる必要はないと思っています。

普段との差に気づく。

言葉のニュアンスを拾う。

相手の温度変化を察知する。

これは使い方によっては、ちゃんと価値があります。

問題なのは、

気づいた違和感を、毎回「自分が悪い」という結論に直結させてしまうこと。

そこを切り離せれば、かなり違います。

返信が気になりすぎる自分を、全部否定しなくていい

返信がいつもより短いだけで気になる。

妙に丁寧だと、逆に距離を感じる。

返信が遅いと、自分の文章を読み返す。

こうして並べると、確かに面倒です。

実際、考えなくていいことまで考えて疲れることもあります。

でも、その根っこには、

「いつもとの違いに気づける」

という能力があります。

だから、目指したいのは、

「何も気にならない人になること」

ではありません。

気づいた。でも、まだ理由は分からない。

そこで一度止まれるようになること。

そして必要な場面では、その感度を仕事や人間関係のプラスに使うこと。

私は、その方がHSPの感度との付き合い方として自然だと思っています。

この記事のまとめ

・返信が素っ気ないことより「いつもとの違い」が気になる
・妙に丁寧な文章でも違和感を覚えることがある
・違和感を覚えると、自分が送った文章まで見直してしまう
・「返信が違った」と「自分に怒っている」は別の話
・気づいた事実と、自分が考えた理由を分ける
・文章のトーンを読む感度は、顧客の温度変化を察知する力にもなる
・目指すのは「気づかないこと」ではなく「気づいても決めつけないこと」